それから2時間ほど、押入れからは何匹か赤ちゃん猫の鳴き声がぴーぴーと聞こえ始めました。外から様子を伺っていましたがもう我慢できません。そっと戸を開けて覗き込むと、どうやらようやく最後の1匹が産まれたばかり、まだ、へその緒もつながったまま胎盤も残っていました。にゃううの乳には赤ちゃん猫が4匹もぶら下がっています。
早くしないと、体温が下がってしまうわ!慌ててふためくのは私のほう、ガーゼで体を拭いてやってはさみでへその緒を切りました。
それにしてもあんなに小さなにゃううのお腹に5匹も入っていたとは驚きです。よぉく頑張って産んだわね。私は、とても感動しました。
それからが大変、新米ママにゃううのかいがいしい子育てが始まりました。
さて、にゃううの子供たちですが、この度、恵那保健所さまを経由して、岐阜県動物愛護センターさまで飼い主さまを募集していただきました。仮の名前は『 みかん』、『めろん』、『れもん』、『ばなな』、『りんご』です。
かわいがってくださる方の元へご縁ができる事を強く願っております。お問い合わせは、岐阜県動物愛護センターさままでお願いいたします。