「にゃうう」のあまえんぼう

保護猫奮闘記ブログ 猫大好き日本料理店
卯の花。野山の花は控えめで可憐な花が多い。道端に咲いていても車に乗っていると気がつかずに通り過ぎてしまいします。

「にゃうう」の子供たちは、みんな里親さまのご縁をいただきました。きっとかわいがっていただけることでしょう。ありがとうございます。

「にゃうう」は本当に骨と皮だけのみすぼらしい猫でした。そんな体で子猫5匹に乳を与えていたのですから頭が下がりました。

そして、子供たちが離れて避妊手術を受けさせました。にゃうう自身の体もだんだん栄養がいきわたって、するとうっかりテーブルに出しっぱなしにした鰹節の袋などを見つけても、「泥棒猫」をしなくなりました。

にゃううは、私の膝元に来てよじ登り「ゴロゴロ」と喉を鳴らしています。私は、姿を現さなくなったにゃううの兄弟のことを思い出しました。果たして、人間に寄り添ってもう子を産めなくなった猫と野山で餓えても自らの力で生死をくぐりぬける猫とどちらがいいのだろうか?

  


-いくら考えても答えは見つかりはしません。だから、今ここにいる「にゃうう」をかわいがってやることにしましょう。

 

にゃううは私に擦り寄って、まだかぼそい体をなでろといいます。あっ、でもね、トカゲをくわえてくるのはやめてほしいわ!!