![保護猫奮闘記ブログ猫大好き日本料理店](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=172x10000:format=jpg/path/s1f8f635346ff2864/image/i23d6339d133b2ad4/version/1533209346/%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E7%8C%AB%E5%A5%AE%E9%97%98%E8%A8%98%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%8C%AB%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%99%E7%90%86%E5%BA%97.jpg)
尻尾無は、三っ日とあけず店の裏口に姿を現しました。餌をやると上目使いで警戒をしつつがつがつと食べてかわいい声で「にゃぁ」と鳴きました。そして、あっという間に頭をなでさせたのです。
私は、洗濯ネットを持って来ていました。スルッと尻尾無を洗濯ネットに入れて迷わず自宅へ連れ帰りました。
そのころ、我が家には、ダックスの婆様と私に恋する気弱なコーギー、一番強気なミニウサギ、そしてこはくとこてつ、黒猫のふくと大所帯でした。さあ、そこへポンッと放り込まれた尻尾無は、階段下の物置に入り込んでちっとも出てきません。
先の3匹の猫たちは、前の年の秋口のころ、1ヶ月ほどの間にまだ子猫のままに次々にやって来てとても仲良し、ミニウサギにちょっかいを出しては「トンッ!トンッ!」と叱られると、お次はダックスの婆様のしっぽにじゃれ付いていました。
尻尾無は、少しずつ慣れていきましたが、なかなか打ち解けられずぽつんと一人で居ることが多かったようです。それでも、食欲は素晴らしくてあっという間にふっくらとしてどんどんまあるくなって、おデブちんになっていきました。汚あい黒と焦げ茶交じりが、きれいな縞模様がくっきりとして口の周りが白っぽく鼻の頭は赤みを帯びて鼻筋は黄金色にと、なかなかの男前に変貌したのです。
*全くの野良ちゃんは無理ですが、猫を安全に車に乗せるには目の細かい洗濯ネットに入れるのが手っ取り早くて効果的です。さらにネットのままゲージに入れます。