![保護猫奮闘記ブログ猫大好き日本料理店](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=168x10000:format=jpg/path/s1f8f635346ff2864/image/i1021ae58863fe778/version/1536756374/%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E7%8C%AB%E5%A5%AE%E9%97%98%E8%A8%98%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%8C%AB%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%99%E7%90%86%E5%BA%97.jpg)
「尻尾無」を自宅へ連れ込んだ後も、店には何匹も何匹も猫がやってきました。
「ふじやま」と「たき」は、まだ若い兄弟、よぉく似てるけど額の模様が富士山のようなのと真っ直ぐ縦に色が違うの。1っ匹ずつ交互にやってきて、餌は上目遣いに様子を伺いながらガツガツ食べます。2匹が引き上げていくと「たぬき」が姿を現して魚のあらを茹でてほぐしたのと軟らかくしたキャットフードを食べます。「たぬき」は少し気を許すようになりましたが、目は白内障気味でちゃんと見えている様子はなく耳も遠くて不意な気配に飛び上がって驚きます。
山里に冬がやってきました。年老いた「たぬき」には山里の厳しい寒さは堪えるでしょうと、裏の倉庫の中に寝床を用意してやりました。夜の営業を終えると寝床へ湯たんぽを入れてやりました。しかし、「ふじやま」と「たき」は、寝床へは上がりこむことはなくその冬の一番厳しく冷え込んだ夜を境に姿を見せなくなりました。