![保護猫奮闘記ブログ猫大好き日本料理店](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=198x10000:format=jpg/path/s1f8f635346ff2864/image/i4ee3e26833907237/version/1549281112/%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E7%8C%AB%E5%A5%AE%E9%97%98%E8%A8%98%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%8C%AB%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%99%E7%90%86%E5%BA%97.jpg)
こてつは、ほんと見る見るうちに具合が悪くなっていました。さっきまでとは様子が違いぐったりと目をつぶっています。私は家へ飛んで帰ってこはくを連れて戻ってきました。
先生は、こはくから血を採ってこてつに輸血してくれました。こはくは、分かってか分からずかは知らねどもおとなしくされるがままでした。先生は、「これで2・3日はもつと思う、その間に免疫抑制剤が効くといいんだが...」とおっしゃいました。
こてつは、「にゃぁ..」と小さく鳴いて少し元気を取り戻したように見えました。家へ連れて帰って、小さな箱に柔らかなバスタオルを敷いてやるとその中で丸くなって眠りました。
まだ夜が明ける前のことでした。二階の寝室の枕元にこてつが来ました。私はまだうつらうつら、「ん?こてつ?階段上がってきたの?元気になったの?よかったね...も少ししたら起きるから... 」
朝になって起きていくと、こてつは小さな箱の中にいました。昨日よりも一回りも二回りも小さくなっていました。既に虫の息でした。「こてつ、こてつ...」と名前を呼んで体をなでてやりました。