秋深く、柿色のかわいいジョウビタキがチュチュチュチュヒッ!ヒッ!と鳴いて冬がそこまで来ていると告げています。
寒くなって「お鍋食べたい!」 絶品あったかお鍋でおうちごはん是非おとりよせ下さい。美菜ガルテンふるかわは、今秋もおかげさまで11月下旬までほぼ満席!
「どうしてもあの天然きのこ鍋が食べたい!」とのリクエストにお応えして「美菜ガルテンふるかわ特製 きのこ鍋セット」を数量限定販売いたします。
ただ今、次回11/22(火)の発送分を承り中でございます。
是非、ご用命くださいませ。
名人、おん年80歳にもなられますスーパー婆さまが、毎朝丑三つのころ起き数時間をかけてきのこ山へ分け入り採って来て下さる貴重なきのこを使っています。
数種類のもきのこを古川が下ごしらえします。茹できのこと、美菜ガルテンふるかわ特製なべだしと鍋野菜のセット。美菜ガルテンふるかわへお越しにならなければお召し上がりいただけなかったきのこ鍋をご家庭にお届けいたします。3~4人前。1セットずつ丁寧にお詰めいたしますので、ご用意できるのは数セット限りです。
まとまった数のご注文につきましては直にお問い合わせください。
次回11/22(火)に当店を発送いたしますので、お届け時間ご指定の上確実にお受け取りくださいますようお願い申し上げます。
*土鍋は商品に含まれません。写真はイメージです。
*きのこと野菜の種類はご注文時期によってかわります。
*お届け先様が複数の場合は、お手数をおかけいたしますがお届け先ごとにご注文下さい。
¥8,640
税込 / 送料別途
次の地域は送料無料: 全ての地域を表示 詳細を閉じる
お客様のお声
娘夫婦のことろへ送りました。二人だから、一度には食べきれないかもと思いましたが、すぐに娘から電話が入りました。「あのね、食べきれないと思ったけど、Kenちゃん『美味いうまい!美味過ぎる。』って言ってきれいに食べちゃったんだよ!見たこともないきのこいっぱい入っていてホントびっくり!」って喜んでくれました。中津川のN様
商品詳細
原材料:きのこ(国産)、
野菜(国産)*白菜・長ネギなど野菜の種類はご注文時期によって変わります。
味噌、しょうゆ、酒、みりん/調味料(アミノ酸等)、(一部に大豆を含む)
内容量:茹できのこ400g,カット野菜400g,自家製なべだし1000ml
賞味期限:発送日より5日
保存方法:10℃以下で保存すること
製造者:美菜ガルテンふるかわ
〒508-0203 岐阜県中津川市福岡1786-215
TEL0573-72-3911
どんなきのこが入っているかは、届いてからのお楽しみです。
「ヤマト運輸クール便」を利用いたします。
お届け可能地域は、下記の地方です。
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
関東地方(東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県)
信越地方(新潟県、長野県)
北陸地方(富山県、石川県、福井県)
中部地方(愛知県、岐阜県、静岡県、三重県)
関西地方(大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、兵庫県)
ただし、以下の離島へのお届けはいたしかねます。
東京都:伊豆諸島、小笠原諸島
島根県:隠岐郡
以下のお届け時間指定が出来ます。
(1)午前中(8~12時) (2)14~16時 (3)16~18時 (4)18~20時
また、一部の地域においては指定時間帯に制限がございます。
*「 (2)14~16時」からの時間帯指定が可能:
新潟県佐渡市
三重県鳥羽市神島
和歌山県新宮市
和歌山県田辺市本宮町
和歌山県東牟婁郡
山口県全域
*時間帯指定不可:
石川県輪島市舳倉島
兵庫県姫路市家島
兵庫県南あわじ市沼島
岡山県笠岡市北木島、白石島、高島、飛島、真鍋島,六島、
広島県大竹市阿多田
広島県尾道市百島
広島県三原市鷺浦須波、鷺浦向田野浦
ただし、交通事情や天候状況、災害の発生などの事由によりご指定いただいた時間帯にお届け出来ない場合がございます。
配送料は、一律1,100円(税込み)がかかります。
銀行振込を選択された場合、振込み手数料はお客様にてご負担ください。
*銀行振込の場合
振込み手数料はお客様にてご負担ください。
代金お振込日(当店にてご入金確認の後)以降お届けいたします。もし、お急ぎご希望の場合はお電話にてお連絡いただけましたら幸いでございます。なお、消費期限が短い(発送日より5日)ため「配送について」と当店発送日をご確認の上お届け時間をご指定して確実にお受け取りください。
また、ご連絡もなくご注文日から7日以内にご入金を確認できなかった場合は、ご注文をお取り消させていただきます。
ただし、食材は自然の物ですので天候等により入荷しない場合などの理由からご発送が遅れる場合がございます。ご発送が遅れる場合は当店からご連絡申し上げます。
商品のお取り置きはお承りいたしかねます。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
食品という商品の性質上ご注文確定後の、キャンセル及びご返金はお承りいたしかねます。
ただし、天然食材を扱う都合上、万が一商品を提供いたしかねるなど当店の都合による場合はご返金申し上げます。
何卒ご理解たまわりますようお願い申し上げます。
食品という商品の性質上、お客様のご都合による返品・交換はお承りいたしかねます。万が一ご注文の商品と違う商品が届いてしまった場合や、商品の破損、傷みなどの品質上の問題があった場合には、商品到着後1日以内にご連絡下さい。尚、不具合・不良商品につきましては商品を引取りにお伺い致しますので、そのままお取り置き下さいますようお願い致します。又、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、再送に関しましては当店にて不具合・不良商品の確認後の発送とさせていただきます。ご返品いただけない場合は、当店にて不具合・不良商品の確認がいたしかねますので、再発送もいたしかねます。
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
「きのこ山へ行かずにはおれんのよ!」と名人がおっしゃいました。
「ふるかわさん、ありがとね。今年も元気に山へ行ける、山へ行くことが楽しいから元気でおれるんだわ!」
名人が採ってみえるきのこは基本的にすべて譲っていただいています。
こちらこそほんとに有難うございます。
名人がたくさん採ってきてくださるから、私共もお客様にきのこをお召し上がりいただけるのですから...
そして、名人のお話は興味深い事ばかり...-
「朝、暗いうちから山へ分け入るんだよ。
闇夜でも懐中電灯はだめだよ!
きのこの生え場は内緒!、懐中電灯なんか持ってはいりゃあ明かりを追って跡をつけられちゃう!」
-熊もいるのに明かりもなしなの?ー
「う~ん、今年は熊も多いから.. 鈴は一応つけて入ってるけど...」
と、腰に付けた小さな鈴を見せてくださいました。
-何も熊の生息数が急に増えたわけではありませんが、熊の餌となる木の実などの少ない年はその行動範囲が例年にも増して広くなるので結果的に人と出会う件数も増えるということだと思われます。
「熊は気配でわかるのよ。もともと山の熊はとても用心深くて臆病だから、ばったり出会って驚かせたりしなければ大丈夫....」
「そして、そっと離れた距離から人がいること知らせて様子を見る。熊はこちらに気が付くとゆっくりと離れていくから。」
「里へ下りてくる熊はだめだよ。山で出会う熊よりも危険なの!里で美味しいものを食べることを覚えている。
例えば自販機の横のゴミ箱の空き缶!空き缶に残るジュースをなめに来るのよ。熊にとってははちみつよりも簡単に手に入る忘れられないごちそうなんだろうね...」
「鈴もね、きのこの生え場近くになると懐へしまいこむのよ..」
とにっこりとなさいました。
山へ持ち込んだものはきれいに持って帰る。熊をはじめ野生動物にとっては人間の持ち込むものは刺激的すぎるから、食べ物も落としてきてはいけない。その味を占めてしまうから。勿論、ゴミも持ち帰るとおっしゃいました。
...本当にありがとうございます。
「昨年の盛りにぼうず8kg採ってきたでしょう..」と名人がおっしゃいました。
-きれいな「ぼうず」たくさんたくさんだったことを思い出しました。
「今日あそこへ行ってきたけど、今年はまだ生えとらん!」
とがっかり顔です。
-あの生え場へはな、しっかり覚悟をして行かないかんのよ。
険しくてね、
尾根を奥へ奥へとどんどん入って行くとな、
三方に分かれるの。
そっから、崖を下まで下ると良い生え場があるんだけど、
今日はくたびれ損だったわ。
あそこは帰り道がホントに危ないのよ。
行きには枝に印をして帰り道を残しておくのだけど、
分かれ道まで崖を這い上がって
いざ帰るとなるとなぜか印を見失ってしまうのよ。
こちらと思って歩き始めてしばらくすると、
なんだか違う気がして戻る。
何度も行っては戻り行っては戻りしたことがあるのよ..
あそこは化かされるところなの!
山を歩きなれた名人が数十年も毎年通う山なのにそんなことがあるなんて...
「山は来た道を戻ればいいのよ!」
う~ん、それがわかんなくなっちゃうから危ないってことよね。
ところで、昨年の8kgは一度に持って下山はさすがに無理だったでしょ!
「ああ、あの時は3往復したのよ。」
...本当にありがとうございます。
美菜ガルテンふるかわから東に望む山々は木曽山脈の南端、福岡付知加子母を「裏木曽」とも申します。きのこたちは、秋の深まりとともに木曽の標高の高い山々から里へと下りくるのです。
美菜ガルテンふるかわへきのこを採ってきてくださるのは、おん年約80歳の婆様、丑三つには起きて数時間かけてきのこ山へ分け入るのです。
昨シーズンの終わりころ、のこのこと名人について山へご一緒させていただきました。
きのこ山は道などないのです。
写真左/黄色く色付く木立が尾根の上、巾は1~2mほど。
その両側は深い谷、斜面は急で這って降りなくちゃいけないほど普通に立っては歩けません。
「谷へ下りちゃいかん!」と何度も念をおされます。
名人は木々をぬってとっとと山の奥へ奥へと尾根づたいに入って行ってしまいます。
「絶対に谷へ下りてはだめ!
ここで待っててね。
ここへ必ず戻ってくるから..」とうとう置いてきぼり!
えっ?!だって、もうすでに遭難?
(いえいえ、まだ、車から10分ぐらい...)
尾根の一本道のはずなのに...
一人じゃあどっちから来たのかも迷うほど...
「熊も出るから...」と聞いていましたが不思議と恐ろしさはなく、森の静寂に包まれ心が安らいでいきます。
時を忘れること30分ほどで名人は戻っていらしゃいました。
「木曽の松茸」初入荷です。勿論、極上物!
美菜ガルテンふるかわから東に望む山々は木曽山脈の南端、福岡付知加子母を「裏木曽」とも申します。今、入荷中のきのこたちは、木曽の標高の高い山々で採れるきのこなのです。
美菜ガルテンふるかわへきのこを採ってきてくださるのは、おん年約80歳のおばあちゃま、朝3時には起きて1~2時間山へ分け入るのです。
「握り飯持ってな、熊も出るぞ!」とおっしゃいます。
「懐中電灯は持って行かん。」そう、きのこの生え場は親子でも内緒なんだそうです。「懐中電灯ちらちらしやぁ、後つけられるでよ!」
それでも「姉さん、あんたなら生え場教えてやるで一緒に行こまい。」と誘ってくださいました。昨シーズンの終わりころ、のこのことご一緒させていただきましたが...
この続きは、また次の機会にお話し申し上げましょう。
「ぼうず」とは、木曽谷方面の呼び名です。「ぼうず」はたくさんの名前を持っているの!
「ぼうず」 長野県木曽郡
「ずぼ」地面に生えていて採る時にズボッと抜けるからだってさ!
岐阜県中津川市福岡付知加子母の辺り
「ごんすけ」 中津川市の市街地落合のほう
「しょうげんじ」「こむそうだけ」等
坊主・正源寺・こむそう茸は、諸説ありますが、きのこの姿が笠をかぶり尺八を吹きながら歩く虚無僧に似ているからともいわれています。
実は、きのこのほとんどが毒きのこで、食べると命に係わる危険な食べ物でもあるのです。
昔は、「このきのこはじいちゃんばあちゃんも食べていたから食べても大丈夫。このきのこは食べたことないから食べちゃいかん。」といった風にそれぞれの土地で習慣に裏付けされて食べ継がれてきたのです。ましてや「旨いきのこ」の生え場は他言無用!内緒の宝物!でした。
そんなきのこの中でも「ぼうず」は、他のきのこと比べると比較的見分けがつきやすい事もあって昔からどの地方でも安全で美味しいきのことして食べ継がれてきたのです。
*きのこの見分けは大変難しく、ほとんどが毒きのこで、食べると命に係わる危険な食べ物です。よく似たきのこでも毒をもつものがたくさんありますので、確かな安全性を確信できないきのこは決して召し上がらないで下さい。
「しろまい=さるまい」は芳しい香りと独特の食感、そして後からほんのりくる苦味。少し個性的だけどきのこ鍋には欠かせない深い旨味を持つきのこです。昔から中津川の付知では「サルマイは大ごっつお(ご馳走)」と言われ、炊き込みご飯は秋を代表する味覚の一つです。私も大好きなきのこです。
でも、ふと気になってネットで調べてみました。
一般的には「にんぎょうだけ」正確には「にんぎょうだけもどき」と呼ばれ、決して美味しいきのことの評判ではないのです。
—エッ?驚き!!
「きのこは生える山で違うでよ!」
きのこ採り名人の言葉を思い出しました。
「きのこは山の土や水、気候によってもまるで違うものになってしまうんだ。だから、その土地で昔から食べ継がれてきたキノコしか食ってはいかん。」
う~ん、なんだかとても興味深いをお話。
さて、「にんぎょうだけは食えん!」とおしゃる皆様、是非、一度美味しい「しろまい」をお召し上がりにいらしてください。
「きのこの注意喚起のための取材がしたいんです.. 明日お願いできませんか?」
中京テレビ様から急な取材の申し込みをいただきました。
詳しくお伺いすると、2020令和2年は、天然きのこの食中毒が数件起きていますので、注意喚起を促すための放送だそうです。
おりしも、明日はお休みをいただいてきのこ採り名人にきのこ山を案内していただく約束になっていたのです。Good タイミング!
名人は「え~、テレビは恥ずかしいから..」とおっしゃったのですが、とりあえずOKを取り付けました。
次の日はお天気も良くてきのこ山へ同行!採れたきのこを持ち帰り料理してお召し上がりいただきました。
「ほんとに美味しい!だから、間違えて食べちゃうんだね」
毒か毒じゃないかは簡単には見分けがつきません。食べられるきのこはほんの一握り、ほとんどが毒きのこです。「多分、大丈夫」
と召し上がってはいけませんヨ!